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女神の乳房 第1話

2008/03/07 21:49 

セレブ熟女との官能的な時間・・・


                           プロローグ

 ダブルベッドには黒いシーツが敷かれていた。その上に横たわった裕美子の白い裸体が、切り取られたようにくっきりと浮かび上がっている。
 小ぶりだが形のよい乳房が、ねばりつくような男の手のひらに包まれて悶えていた。深みのある肌には玉のような汗が浮かんでいる。
 男の熱い唇が乳首に吸いつくと、裕美子の半開きになった口から愉悦の声が洩れた。
 一糸まとわぬ全裸の身体をさらし、久しぶりの愛撫に身を委ねている。全身からにじみ出る成熟した女の甘い香気。その匂いに獰猛さを増したのか、男は獣のような俊敏な動きで裕美子を蹂躙し続ける。
(ああ……、何年ぶりかしら……こんなの……)
 ざらついた舌が、乳首からわき腹へ、肌を滑りながら裕美子の花唇へ近づいてきた。太ももの付根や繁みの周りを徘徊し、裕美子の期待と焦燥をつのらせる。
 自然な動きでゆっくりと足を開いた裕美子は、濡れて光沢をもった淡い色を露出させた。だが、男の舌はすぐにそこへは来ず、たっぷりとした太ももからふくらはぎ、爪先へと這っていった。痕がつくほど強く吸われ、裕美子の身体は痛みとともにかつてない心地よさを感じた。
 全身をくまなく這い回る男の舌。隙がなく激しい愛撫に、裕美子の泉からは悦びが溢れ出す。久しく忘れていたこの感触、男の熱い肌、そして逞しい雄の匂い。裕美子は身体の奥底からどうにも抑えきれないものが湧き上がってくるのを感じた……。



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テーマ : 創作官能小説連載 - ジャンル : アダルト

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