金色の背徳 第33話
新妻の肌はおよそ一ヶ月ぶりだった。玲緒奈と涼子、二人の熟女のおかげで欲求は満たされているが、やはり自分だけのものである妻の肌は格別だ。
下腹部をさまよっていた彼の舌先が、何の前触れもなく股間を襲った。
「……ああッ、いやあ……」
突然訪れた激しい痺れと羞恥に、新妻の表情が歪んだ。
――このサーモンピンクの秘唇も、俺だけのものだ――
やや荒っぽい動きで太腿を開かせ、その股座に顔を埋めた。
風呂上りの石鹸の香りに混じって、彼女独特のメンソールにも似た匂いがする。
パックリ開いた亀裂の周りの恥毛は薄く、その中心部までもがはっきり見えた。淵のラインも同じく桃色に輝き、紅を塗った唇のごとくきれいな形をしている。そこに艶を与えるように、透明の蜜液が流れ出した。
すぼめた舌先で全体を舐め、それから花びらのような肉襞を一枚一枚、たっぷりと唾液をまぶしてしゃぶり尽くす。
「はああぁ……! は、恥ずかしい……」
溢れる樹液で濡れたシーツが繭美の羞恥心を揺さぶる。彼女は奥歯を噛みしめ、両手で表情を覆い隠した。
湧き出る新鮮な蜜液は夫の舌に絡めとられ、彼の唾液と淫らに融合する。それらをすする音が若妻の聴覚を刺激し、シーツに大きな染みを作った。
「いやああ……ん!」
泉の淵に指を当て、薄い皮膚を左右に引っ張る。膨張した赤いダイヤが、控え目なその姿を露出した。
唇を近づけ、そっと吸ってみると、
「あ、わあッ! はあ、ああんッ……」
活魚のように肢体がピクピクうねった。
若妻にとっても、一ヶ月の空白は大きかったのだろうか、いつもより過敏に反応しているような気がする。濡れて光沢を帯びた突起を、駿策は指と舌で責め続けた。
「は、ん……、あああッ、い、いやぁ……!」
弓のように女体がしなり、うっすらとあばらが浮いた。細い眉が弧を描き、眉間に小さなしわを刻んだ。
「ううッ……、ああッ、駿策さんッ……」
喘ぎにまぎれた繭美が両手で枕を掴むと、駿策の一番好きな、彼女の腋の下が露わになった。
張りつめた肌が渦を巻くように光り、青い静脈が透けている。体毛の薄い彼女らしく、いつもスベスベしていて、汗の雫も弾き飛ばすほど瑞々しい。容姿もそうだが、ここまで腋の下が美しい女は珍しいのではないか。玲緒奈や涼子、美熟女たちと比べても、繭美が群を抜いて勝っている。しゃぶりつきたい衝動を抑えた駿策は、秘所の愛撫を続けた。
上下の唇で突起を捉え、舌先を尖らせた。ツルツルした表面で円を描くように動かし、時おり軽く弾く。
「は、あんッ! はああッ……! い、いや、いやぁ!」
女体を左右に揺さぶり、同時にヒップを跳ね上げる。「いや、いや」と言うのは、繭美のいつもの口癖だ。悦楽に悶えながらも、廉恥の心を捨てきれない。
恥ずかしげに悶える新妻の肢体が、久しぶりの彼にはいっそう新鮮に写った。陵辱欲に膨らんだ怒張は、下腹部へ食い込むくらいに反り返り、いまや遅しと突入を待ち構えているのだ……。
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