金色の背徳 第15話
「すごく悦んでますよ、先生のココ」
潤んだ結合部は、ドロドロしたマグマを吐き出す噴火口のようであり、そこへ刺さった硬直は、さながら赤黒い支柱だ。
濡れて光る襞や恥毛も喘ぐ蜜壷を淫猥に彩り、その少し上、黒いダイヤを埋め込んだようなアナルさえもが剥き出しになっている。初めは抵抗があった四つん這いの姿勢も、白い熟肌を波打たせる今では悦楽の体位だ。
「はうっ……ん!」
まったりした動きの駿策が、いきなり激しく打ち込んで来た。火花が飛び散るほどの衝撃に、涼子は拳を握り締めた。
――壊されるぅ――
そんな恐怖がいっそう子宮を疼かせ、自分でも知らぬ間に腰を振って喘いだ。
「気持ちいいでしょう!」
「わわわぁ! いや、いや!」
二発、三発と、立て続けに火柱が肉壷をえぐった。頭が真っ白になる感覚が短くなり、何も考えられなくなりそうだ。
「まだ足りませんかっ?」
嬲るような駿策の言葉もどこか遠くで聞こえる。肉体は震えるほどの悦びを感じているのだが、頭は麻酔を打たれたように陶酔しかけている。
「く、くううっ! だめよ、だめっ! だめだったらぁ!」
肉と肉がぶつかり、弾ける音が部屋中に響き渡った。
彼の肉竿はさらに硬さを増し、疲れを知らずに涼子の熟壷を貫きまくる。肉道が歓喜の悲鳴を上げ、嬉し涙の愛汁を撒き散らした。
「先生、そろそろクライマックスへ行きますよ」
ソファにうずくまる彼女を仰向けにし、間を置かずにえぐるように突き刺した。
「……わああッ……ん! あわっ、うわああん!」
ズブッ、ズブッ!
十歳も若い男の速射砲が、涼子の脳細胞を破壊する。怒涛のような抜き差しが、彼女の頭の中をグチャグチャにかき回す。
「それッ、それッ!」
とにかく駿策はタフだ。三十分以上も続く連続したピストンに、涼子の意識も何度か飛んでいた。そして最後で最大の恍惚が女体を侵略し始めている。
「しゅ、駿策、さん……、ダメッ、ダメェ……、あたし、あたしぃ……!」
未体験の快感が熟れた四肢を貫く。肉体が痺れ、遠のいていく意識の中、研ぎ澄まされた感覚だけは、いっそう鋭敏さを増していく。
ここはどこなのか、自分が何をしているのかが、だんだんぼやけてくる。ただ怖ろしいまでの快楽だけが全身を埋め尽くした。
「さあ、涼子先生、中にいくよ、いいねっ!」
「……あ、ぐううっ……、駿策さ、あ、んっ! 来て、来てええぇ!」
薄桃色に染まったもち肌がうねり、激しく揺れる乳房から汗が飛び散る。
「そらっ、先生っ、そらあっ!」
ひときわ大きく駿策が叫んだ直後、涼子の体内で激しい爆発が起こった。肉道から子宮までをも震撼させ、その揺れは彼女の脳髄を突き刺した。
「……ふぁ、わあああ……っ!」
かすれた喉が空回りし、もう声も出せない。呻きに似た吐息を絞り出すのが精一杯で、痺れた五体から感覚がなくなり、視界が薄れていった……。
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