金色の背徳 第14話
女体の昂ぶりを示す汗の玉が、白い背中にうっすら浮かんでいる。彼女が快感に悶えるたび、それらが熟肌を滑ってソファカバーへ滴り落ちていく。
「どうです先生? 待ち望んでいたモノの味は?」
肉襞の柔らかさや濡れ具合も良好で、子供を産んでいないだけに、三十八歳という年齢も締まり具合に影響がない。
丸々と張ったヒップは熟女の旨味をたっぷり抱え込み、女体の高まりとともに赤みを増している。そこから流れる腰のくびれは、玲緒奈のように鋭角的ではなく緩やかな曲線を描き、滑らかなカーブを浮き上がらせている。
――思ったよりずっといいぞ――
爛熟のボディはどこもかしこも柔らかく、彼の指先を吸い込んでいく。駿策は張りつめたヒップを平手で軽く叩いた。
「ひっ……!」
喉を引きつらせたような声を出し、涼子は大きく身体を震わせる。硬直を咥えた肉道も収縮して、小刻みな痺れを駿策にもたらした。
「おっ、先生、お尻を叩くと締まりが良くなりますねぇ」
「い、いやぁ、だめ、だめよ」
「ムッチリしてて魅力的ですよ、先生のお尻」
「あ、ひんっ!」
彼はもう一度両手で熟尻を叩き、そのまま掴んで抜き差しを始めた。
ドロリとした愛蜜が、駿策の怒張したモノに光沢を与えている。ゆっくりと雁首あたりまで引き抜いて、一気に根元まで差し込む動きを繰り返すうちに、
「あわっ……、わあっ……ん! い、ひぃ、ひいっ……!」
涼子は悲鳴のような嬌声を上げ始めた。
「僕より先生の方が楽しんでますね」
リズミカルに動きながら駿策は言った。
「ち、違うわぁ……」
荒い息で否定するが、実際は彼の言うとおりだった。
鉄の棒のような熱い塊、その逞しい動きが涼子に嵐のような陶酔を与え、日常の悩みを忘れさせるのだ。
「ほら、ここも」
後背位から涼子の背に覆いかぶさり、駿策は双の乳房を揉んだ。
「わっ、ああっ!」
乳首に触れられただけで、涼子の全身に電流のような衝撃が走る。背後から貫かれた無防備な姿勢が、女体の感度をより高めているのだ。
「はああっ、いいっ、駿策さんっ、いいっ!」
指先に挟まれた薄褐色の突起が、柔らかい乳房と一緒に揉みくちゃにされるたび、涼子は素直に悦びの声を口にした。自分で意識しなくても、駿策の肉棒を放すまいと、淫らな蜜壷が勝手に収縮するのだ……。
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