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金色の背徳 第3話

2009/02/02 21:22 

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 圧倒的な重量感ある肉棒は、静止した状態でも激しく脈を打ち、焼けるような熱気を送り込んでくる。彼と交わるたび玲緒奈は、自分の若返りを感じることができた。むしろ彼と離れていると、何だか衰えていくような恐怖さえあった。
「どうだい、お義母さん。久々に味わう本物の感触は?」
 上体を起こしたまま、ゆっくりピストンを開始した。筋肉質の胸板から汗が滴り、雫となって彼女の肌に落ちていく。
「やっぱり違うわァ……。満たされるう」
 玲緒奈は前髪をむしるようにかき上げ、ふうっと息を吐いた。激しい刺激が甘く変わり、ジンジンした心地よい痺れが股間から這い上がってくる。
 二人が知り合った時、二十歳の駿策はまだ童貞だった。年上の彼女がリードしながら手ほどきしてきたのだが、今や彼のテクニックは玲緒奈を超えたようだ。敏感な部分を熟知していて、いつも狂わされてしまう。
「十日分、楽しまないとな」
 薄笑いを浮かべ、義母の足首を掴んで大きく開いた。彼との慣れた体位ではあるが、さすがに中心部をさらけ出されると、わずかな羞恥を感じてしまう。
 グショッ! グショッ!
「おおおォ! は、ああァ!」
 三十五歳の女体を破壊せんばかりに強烈に打ちつけられた。押しのけられた肉壁たちも悲鳴を上げ、淫裂からは水しぶきが飛び散る。
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「ううっ……、たまんないな」
 程よく維持された彼女の肉体は、若さを残した力強さで彼自身を締めつける。この感触の良さは数年前から変わっておらず、駿策が今も玲緒奈に魅せられ続けている最大の理由である。柔らかい肉の筒が肉棒に巻きつくようで、しかも所々で蛸の吸盤のごとく吸いついてくるのだ。
「しゅ、駿策ぅ……、繭美とあたしと、どっちがいい?」
 玲緒奈は身体を弓なりに反らした。赤みを増した小麦色の乳房が、ぐうっと張り出してくる。
「比べもんにならないよ。お前の方がいいに決まっているだろ」
 この問いかけは、昂ぶったときの玲緒奈の口癖である。やはり彼女にとって、彼の妻である二十四歳の繭美は、大いなる嫉妬の存在なのだ。
「本当にぃ……?」
「当たり前さ。あいつはまだまだ未熟だし、それに、フフフ……、お前ほど淫乱じゃないからなあ」
「いやァ……ん! そういうふうにさせるのは誰よぉ」
 首を振って悶える玲緒奈の双乳を、両脇から優しく持ち上げた。乳房のサイズと比較すると乳頭は大きめだ。親指の先ほどあるそれが、今は天を突くように屹立している。
「お前ほど楽しませてくれる身体じゃないってことだよ」
 折り重なって左の乳首をパクッと銜えた。淫ら汗の混じった甘酸っぱい味覚が口の中に広がり、舌先でコロコロと転がすとさらに硬さを増した。
「あっ、い、いいっ!」
 乳首は玲緒奈の最重要ポイントだった。ねぶる舌先の動きひとつで、面白いように女体が震え、跳ね、そして鳥肌を立てるのだ。
「うおぉ、すごいぜ」
 痺れた肉体の振動が蜜壷を揺さぶり、それが淫猥な動きとなって肉竿を内奥へと引きずり込む。根元が締めつけられ、熟襞が海草のように絡みついてくるのだ。
「ああっ……、繭美よりずっといいでしょう? ねえぇ」
 玲緒奈は自らの秘所の具合の良さを熟知していた。
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 年下男を何年も夢中にさせ続け、社長夫人の座を射止めたのも、この恥ずかしい赤貝のおかげだ。こればっかりはいくら身体を鍛えてもどうしようもないものだ、こんな名器を授けてくれた両親に感謝である。
「そうさ。お前のココには誰も勝てないよ」
 いつものことだが彼はコンドームを付けていない。玲緒奈独特の柔らかさやヌルヌル感が、ダイレクトに硬直を刺激し、激しい抜き差しだとすぐに暴発してしまう。
「もっと味合わせて、あげるわぁ」
 抱き合ったままダブルベッドを一転し、玲緒奈が上になった。男の重量感ある正常位もいいが、自由に動ける騎上位も好んでいた。
「頼むよ、お義母さん」
 下から手を伸ばして乳房を揉み上げる。餅のように手触りの良い肉房は、彼の手のひらに覆い隠され、奔放に形を変えた。
「あんな小娘には負けないから……」
 気持ち良さそうな表情を浮かべ、玲緒奈は腰の円運動を始めた。手を膝に置き、男根を軸に熟れたヒップを振り、淫らなダンスを繰り広げる。彼もベッドの弾力を利用して、下から小刻みに突き上げた。
「あうっ、い、はあっ!」
 若義母の唇からは、すぐに桃色の吐息が漏れてきた。眉を寄せて、彼の手のひらに自分の手を重ねる。お互いの結合部では濡れた恥毛同士が濃厚に絡み合い、赤黒い彼の硬直が見え隠れする。

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テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

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