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女神の乳房 第30話

2008/05/07 17:26 

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(まだ何か挟まってるみたい)
 帰宅途中の車内で裕美子は思った。
 足を動かすだけでジンジンする。身体全体の火照りもまだ冷め切っていない。しかし不快感ではない。体内のエネルギーを完全燃焼した心地よい充実感があった。
 今回も絶頂の瞬間に気を失ってしまい、目覚めたときにはすでに男の姿はなく、置き手紙が残されていた。筆まめな男のようだ。
 手紙には、裕美子への謝辞と賛辞が綴られていて、男の思いを再確認することができた。追伸として男の携帯電話の番号が申し訳なさそうに記されており、裕美子の方からも連絡を取ることができるようになった。しっかりとアドレス帳に書き込み、携帯にも登録しておいた。登録名は「信者」にした。
 昼下がりの道はすいていた。まだ帰宅ラッシュには時間があり、快調に運転することができた。ホテルを出てから初めての赤信号に車を停めた。
(そういえば美登里さん、どうしたかな?)
 不意にホテルで見かけた美登里の姿が思い出された。あの濃い化粧に露出度の高い服装は、普段からは想像がつかない。
(貴彦さんと会う以外は考えられないけど……。たまには気分を変えてみたかっただけなのかも……)




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テーマ : 近親相姦 - ジャンル : アダルト

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